• ネタバレ

    やっぱり久しぶりの更新です。

    先日、映画「ゴジラ-1.0」を観てきました。

    完全にアカデミー賞に影響されました。

    正直言ってとてもよかったです。

    いくつか印象に残ったシーンがあります。

    一つは、何かあるたびに「戦争も経験していない小僧が・・・」

    と、馬鹿にされる青年が最後には「戦争を経験していないことはいいことなんだぞ」

    と、悟られるところです。

    昔「戦争を知らない子供たち」という歌が流行ったそうですが、

    いつか地球上の全人類が戦争を経験していない小僧になるといいですね。

    あと、もう一つ。

    終盤にみんなが「敬礼」をするシーンがあります。

    多くは語りませんが、

    この「敬礼」のおかげでずっと僕の中にあったモヤモヤが晴れた気がしました。

    皆さんもよかったら観に行ってください。

    いやーやっぱり映画っていいですね。

    さよなら、サヨナラ

    追悼

    先日、ロックスターのチバユウスケさんが亡くなったそうです。

     

    55歳だそうです。食道がんだったようです。

     

    有名なロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のギターボーカルの人です。

     

    実は私、学生時代に軽音楽サークルに所属していまして、バンドをやっていました。

    そこで後輩に頼まれ(実際は酔った勢いで「俺が歌ってやる」といったようですが)「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のコピーバンドのボーカルをしていました。

     

    訳の分からない歌詞ばかりでしたが、いい曲ばかりで歌が下手な僕が歌ってもライブは結構盛り上がった記憶があります。僕の青春の一ページです。

     

    なので、チバユウスケさんには多少の思い入れがあります。

     

    不謹慎かもしれませんが、大好きな仕事(音楽)と酒とたばこ。素晴らしい人生だと思います。

     

    合掌

     

    愛という憎悪

    夢をかなえた友人

    先日、新築の家に住み始めたばかりの僕の友人が犬を連れて病院に来てくれました。

    彼はずっと前から「家を建てたらラブラドールを飼いたい」とよく言っておりました。

    その度に僕は「ヤンチャで大変だからやめておけ」と言い続けておりました。

    少し前に家を建てている話を聞いて、その時にもまだ「ラブラドールがいい」と言っておりました。

    そこでも僕は「家が壊されるぞ」と反対しました。

    それでも連れてきた犬は「ラブラドール・レトリバー」でした。

    とても大人しそうでとてもかわいい子でした。

    友人もとてもうれしそうでした。

    初めて自分が育てるワンちゃんですので、彼もいろいろ不安なようでした。

    僕は言いました「愛情をもって育てれば絶対大丈夫」と。

    この子はきっと幸せになると思います。

    毎日の診療で診る動物たちは「この子は愛されてるなあ」と思えることが多いですが、

    そうでもない子もいるのが現実です(病院にすら来れない子もいると思いますが)。

    いろいろな家庭環境があるので一概には言えませんが、

    いつも夫婦2人でとか、家族総出で病院に連れてこられる子を見ると「いいなあ」と思います。

    「子供がどうしても」と言って買った動物を最初は家族みんなで連れてきていたのに、

    半年ぐらいで結局お母さん一人が連れてくるということはよくあります。

    まあ、これは仕方ないですね。若者はいろいろ忙しいようです。

    ちなみに僕は自分の子(人間)を病院に連れて行ったことはありません。

    愛の形は一つではありません。

    これであってる?

    しばらく更新しない間に、なんだかシステムが変わっていてよくわからない状態で投稿してみました。

    これで大丈夫かな。

    また近いうちに更新します。

    よくあること

    春は狂犬病の予防接種やフィラリア予防が始まる時期であり、

    動物病院としては忙しい時期です。

    そんな中、「診療時間を過ぎるかもしれないけど、緊急で診てほしい」

    という初診の方から電話がありました。

    もちろん「大丈夫ですよ」と言って電話を切ったのですが・・・

    現在、診療時間を過ぎて約3時間。

    まだ来ません。

    来る途中で事故ったのか、

    来る途中に動物病院があってそっちに行ったのか、

    状態がよくなって病院に来る必要がなくなったのか、

    逆に死んでしまったのか、

    単なる嫌がらせだったのか、

    これから来るのか、、、、、、、

    多分、明日の朝までモヤモヤは晴れません。

    でもこんなこと、よくあることです。

    いわゆる、動物病院あるあるです。

     

    診察時間

    先日、私自身がある病院に行ってきました。

    そこで気になったのが「診察時間」。

    恐らく1分もなかったと思います。大げさではありません。

    調子が悪いわけではなく、病気でもないので別に問題はないのですが・・・

    動物病院では絶対にありえないことです。

    理由は2つあります。

    一つは当然ながら動物が言葉を話せないからです。

    医師「今日はどうしましたか」患者「足をくじきました」医師「湿布出しておきます」

    というわけにはいかないんです。

    そしてもう一つは、ご家族の皆様の愛です。

    心配で心配でしょうがないご家族の皆様を納得させなければいけないんです。

     

     

    自分の経験から大きな問題ではないと判断してちゃんとした説明もなく特に検査もせずに薬を処方したことでご家族を怒らせてしまった苦い経験があります。

     

     

    時間とストレスをかけないスピーディーな診察も大事だと思いますが、

    丁寧な時間をかけた診察も心掛けたいと思います。

     

    ※心掛けていてもそうでないことがあるようです。ご了承ください。