• 反省

    現在午前一時、緊急の手術があったため今は病院で長渕剛を聞きながら術後のワンちゃんの様子を見ています。
    基本的に根暗な性格の僕は何もすることがないと大体一人反省会をしています。
    今日は自分勝手な性格について反省しています。
    嫌なことや気に入らないことがあるとすぐすねます。
    反論されるとよけいむきになります。
    機嫌が悪いと手がつけられません。
    などなど、要するに単なる子供です。
    自分自身こういう性格なのは分かっているので、外では何とか本性が出ないように頑張っています(一応僕も大人ですから)。
    でもたまに診療中や電話の対応で本性を出してしまう時があります。診療中であれば軌道修正もできるのですが、電話だと取り返しがつきません。先日も「ネコちゃんの調子が悪い」ということで問い合わせがあったのですが、ちょっとしたことが理由で冷たい対応になってしまいました。電話を切ったあとは自己嫌悪の塊です。調子の悪いネコちゃんには何も罪はないのに。
    自分のこの性格を直さないといつか後ろからナイフで刺されそうです。
    でもきっと一番刺したいと思っているのはあゆみ先生を筆頭に病院のスタッフの皆だと思います。だって皆には本性丸出しですから。
    ということで、いつでもどんなことでも黙って微笑んでいられる、そんな院長になれたらいいなあと思っています。
       

    伯爵

    昨日は病院をお休みさせていただきご迷惑をおかけしました。
    僕と同じ名古屋が生まれ故郷の大学時代の後輩の結婚式に夫婦共々招待されて土曜日の夜から東京に行っていました。
    新宿にある小笠原伯爵邸というところで行われたのですが、僕らが名古屋のホテルでやった派手な結婚式とは違い、とても風情のある場所での和やかな結婚式でした。同じ名古屋出身なのに性格の違いが出たようです。
    さて、今回式が行われた小笠原伯爵邸、そもそも伯爵とはいったいなんなんでしょう。ちょっと調べてみました。
    いろいろとごちゃごちゃと難しいことが書かれていましたが、要するに1884年から1947年までの間に存在した貴族階級である華族(中学で習ったような・・・)に与えられた称号(爵位)なんだそうです。伯爵は5つ(公・侯・伯・子・男)のうちの3つ目です。
    ちなみにヨーロッパでは公爵ことをDuke(デューク)と言うそうです。と言うことはデューク更家は訳すと「更家公爵」となります。日本では旧摂家(公家の最高位)や徳川宗家に与えられた称号のようです。でも実際の彼の称号は「和歌山県新宮市名誉市民」です。
    実際の爵位制度は1947年に廃止されているので残念ながら僕はもう伯爵にも男爵にもなれません。
    ついでに○爵関係の有名人を調べてみました。
    総理大臣候補だった麻生太郎氏は伯爵牧野伸顕(勲功華族)の曾孫、元総理大臣の細川護煕氏は侯爵細川護貞(旧肥後熊本藩主細川家)の長男、国民新党幹事長の亀井久興は伯爵亀井茲建(武家華族)の息子、加山雄三は母が男爵岩倉具顕(公家華族)の娘だそうです。
    ということで、なにやらまた訳のわからない日記になりましたが、昨日の結婚式で会った友人に「うんちく日記」をリクエストされたのでこんな感じになってしまいました。
       

    動物愛護週間

    皆さん知ってましたか、9月20日から26日は動物愛護週間なんですって。
    そもそも「動物愛護週間」とはなんなんでしょう。調べてみました。
    「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける」と「動物の愛護及び管理に関する法律」で定めているそうです。
    今週末の連休には日本各地で動物に関するいろいろな行事が企画されているようです。名古屋でも「動物フェスティバル2006なごや」が行われます。
    今朝のテレビで中学生を襲ったとされる熊を含む2頭が射殺されたと言っていました。ちょっと前にはレッサーパンダが立ったと大騒ぎをしていました。
    人が生きていくためには、牛も豚も鶏も魚も熊も殺さなくてはいけません。人が楽しむためには動物たちはせまい檻や水槽の中に入らなければいけません。人が癒されるためには犬に首輪をつけなければいけません。
    「動物愛護」の精神とは少し違うかもしれませんが、こういった動物たちへの感謝の気持ちを忘れない週間にもなればいいなあと思います。
    「動物フェスティバルなごや」は我々名古屋市獣医師会もお手伝いをしているのですが、「アイドルでも呼んでくれればいいのに」と思う今日この頃でした。
       

    ニワトリの手術

    先週の月曜日に高校生のときからの友人から電話がありました。
    「知り合いが飼っているニワトリの鳴き声が最近大きくなってきて困っているんだけど、なんとかならない?」とのことでした。
    答えは「う~ん・・・」です。
    近くの動物病院でも断られ引き取ってくれるところもないため、このままではお肉にされてしまうとのこと(その子は名古屋コーチン)。
    わらをもつかむ思いで、無理を承知で僕のところに来たわけです。
    そういうわけなら何とかするしかない。
    鳥は僕の専門外で、基本的に診療はお断りしています。当たり前ですが哺乳類ではない鳥は構造的に違うことも多いのです。ましてや鳴かなくしたい、完全に未経験の世界でした。
    しかし、あらゆる知識や情報を総動員して一昨日なんとか手術を行いました。
    僕たち人間や犬、猫などの哺乳類(全てかどうかは分かりませんが)は喉頭(のど)にある声帯等を使って発生しますが、鳥はもっと奥の心臓に近い気管分岐部にある鳴管というところを震わせて鳴くのです。そんな奥にあり、子供の小指ほどの太さしかない気管の一部である鳴管が震えなくなるように処置をするのです。(例えがちょっとマニアックですが)フェレットの副腎を取る手術やハムスターの腫瘍を取る手術よりも細かい手技だった気がします。
    それでもなんとか手術は終わり、昨日無事退院しました。
    そして今朝、その友人からメールがあり「鳴き声が5分の1の大きさになった」「飼い主も大変満足している」とのこと。
    今後、手術の合併症やまた声が出るようになる可能性は充分ありますが、「鶏の無声手術(厳密には減声手術)」とりあえずは成功のようです。
    ※動物の無声手術は基本的にはやりたくない手術です。今回は殺されるという最悪の事態を避けるために行いました。ご理解ください。
       

    犬の地位

    一昔前、犬と言ったら番犬でした。暑い夏も寒い冬も一日中外にいました。食餌は一日一回のごはんに味噌汁をかけたものでした。基本的に柴犬か雑種だったような気がします。たまに野良犬も走っていました。
    現在はペットのことをコンパニオンアニマル(伴侶動物)と言い、家族同様の立場になってきているようです。
    犬は大型小型関係無しに昼も夜も部屋の中で過ごし、可愛い服を着せてもらい、食餌はプレミアムフードと呼ばれる栄養バランス完璧なドッグフード、中には手作りのごはんを作ってもらっている子もいます。ドッグカフェなるものも出てきました。野良犬なんて最近見た記憶がありません。
    しかしながら、動物たちを家族同様に思っているようでそうでないことも多い気がします。
    例えば、
    「かわいそうだからしつけはしない」
    人間だったら完全に不良になります。
    「怖がるから散歩に行かない」
    たんなる引きこもりです。
    「欲しがるからおやつをあげる」
    肥満児そして成人病ですね。
    などなど。
    こんなこともよく考えたらありえない
    「ノラ猫にエサを与える」
    ホームレスの人にごはんをあげている様なものです。
    「ノーリードでの散歩」
    散歩をしている人は平気でもそうでない人はたくさんいます。
    「買い物中にお店の前に愛犬を待たせておく」
    誘拐されてもいいんですか。
    などなど。
    犬の社会的地位が向上したことにより、新たに色々な事件や問題も発生しているようです。
    今日は先日ワンちゃんが誘拐されて殺されたという話が耳に入ったのでこんなことを書いてみました。
       

    突破

    しばらく日記をサボっているうちに右上にある日記のカウンターの数字が10000を超えていました。
    延べ1万人の人々が僕のくだらない日記を呼んだことになります。 1万人という数字は多いのか少ないのか?「ブログの女王」眞鍋かをりさんから言わせれば全くたいしたことがないと思いますが、ざっと計算してみると1日20人以上の人たちが見てくれていたことになります。毎日更新しているわけでもないのにこれだけの人たちが僕の日記を期待(?)して覗いてくれている。そう思うとこの10000という数字はすごいのではないかと思えてきました。
    しかしよく考えてみると「日記楽しみにしてるよ」と言ってくれる友人や知り合いが20人以上はいるのです。
    ということは・・・この日記は僕のことをよく知っている人たちに向けたネタ発表の場?なんて思えてきました。
    ・・・そんなことはありません。もともとこの日記は僕が獣医師であることを取っ払ってただ思ったことや普段の淡いもないことを適当に書いて普段着の僕を皆さんに知ってもらえたらいいなあと思って始めた日記です。
    最近は病院に通う動物の飼い主さんが「日記見てますよ」などと言ってくれるのも増えてきた気がします。そういわれると突然はずかしくなるのですが、同時にこんなくだらない日記を書いている僕のところに大切な家族を連れてきてくれると思うと非常に嬉しくなります。
    ということで、9月に入りなんとなく涼しくなって少し寂しい気もしますが、これからも引き続きこんな感じで日記は続けていこうと思います。