何だか泣けてくる
ご無沙汰しておりました。言い訳になりますが、いろいろと忙しく日記を更新することができませんでした。
このいろいろは10月まで続きます。
一つ一つクリアーになるたびにこの日記で報告していきたいと思います。
そしてその一つが狂犬病の集合注射です。まだ終わっていませんが、どうしても書きたいことがありましたので他の仕事の手を少し休んで書いています。
去年も書いたようにこの狂犬病の集合注射は存続していかなければいけないことですが、この集合注射に連れてこられるワンちゃんがとてもかわいそうに思えることが多々あります。
一つは非常に注射を怖がることです。「なつきどうぶつ病院」には注射を嫌がらないワンちゃんが結構います。
恐らくワンちゃんたちは注射が痛いのではなくその行為が怖いのだと思います。いきなり知らない公園につれてこられていきなり台に乗せられていきなり注射をブスッとされたら怖いに決まってます。台で暴れたり、台に乗るのを嫌がったりする子を怒るなんてもってのほかです。
自分だって嫌ですよね、想像してみてください。
それともう一つ、もってのほかなことがあります。
注射は基本的に「診察台」の上で飼い主さんに押さえてもらって打ちます。
でも飼い主さんの中には「怖いから押さえられません」とか「抱っこしたことがないので台に上げれません」なんていう人がいます。
そんな言葉を聞くと僕はなんだか泣けてきます。
ワンちゃんがかわいそうです。
不安な気持ちのワンちゃんをギュッと抱きしめて「大丈夫だよ、私がいるからね」と言ってあげて下さい。
犬を飼う目的はそれぞれ違うと思いますが、飼い主に怖がられたり抱っこしてもらえないワンちゃんは誰を頼って生きていけばいいのでしょうか・・・