鬼
今日は節分(節分とはもともと季節の始まりの日の前日のことをいい、一年に4回あります)。
ということで、セロ君に鬼になってもらいました。
ご褒美には豆を年の数(一つ)だけあげました。
いろいろな場面で出てくる「鬼」ですが、なぜあんなに怖そうな顔や体をしているのかと疑問に思い調べてみたらこんな説がありました。
「鬼門」という言葉がありますが、これは方角を示す言葉で北東のことだそうです。これを昔の言葉で言うと「艮(うしとら)」と言い、方角を干支で示した場合の「丑」と「寅」の間にあたるそうです。
そこで、「鬼」は「牛」の体と角を持ち、「虎」の牙と爪を持つのだそうです。虎柄のパンツもはいていたりしますね。
ついでに面白い話をもう一つ。
「鬼」を退治する桃太郎ですが、昔から桃には邪気をはらう力があるようで鬼門には桃の木が好んで植えられていたそうです。このことを知っていると「桃」太郎がなぜ「柿」太郎ではいけなかったかがうなづけます。
ついでにもうひとつ、その鬼門を示す「丑」「寅」のだいたい反対側を示す方角は「戌」「酉」「申」。だから、お供の動物は「犬」「雉」「猿」なんですね。
でもこの場合、桃太郎がお供にする動物は「雉」ではなく「ペンギン」でもよかったんですね。
これらの話はいろんな説の一つにしか過ぎないですが、結構有名なようです。でも僕は知りませんでした。
童話もこういう所まで知っているとまた面白いですね。