• 行ってきました

    昨日と今日にかけて(お知らせでは東京と書きましたが)神奈川の相模原で行われた「日本獣医がん研究会」に行って来ました。そのため二日間も僕の診療を休ませていただき、ご迷惑をかけたと思います。この間はあゆみ先生が頑張ってくれたおかげで助かりました。
    さて、この学会は文字通り「がん」についての学会ですが、年々参加者が増えているようです。これは動物も高齢化が進み、がんに悩まされる動物たちが増えているからでしょう。
    今回のメインテーマは「肥満細胞腫」でした。人ではほとんど見られない腫瘍なので聞いたこともない人がほとんどだと思いますが、犬には結構多いこわい「がん」のひとつです。
    肥満細胞腫と聞いて、「うちの子太ってるけど大丈夫かしら?」と思った方いませんか?大丈夫ですよ、太っているからなりやすいというわけではありません。逆に言えばどんな子でも出来ちゃいます。
    ということで、がんは動物でも早期発見早期治療が大事です。肥満細胞腫は体のあらゆる場所で発生しますが、ワンちゃんの場合、比較的皮膚に出来ることが多い腫瘍です。なので、たまに全身をよく触って皮膚にしこりがないかをチェックしてあげましょう。   

    昼寝

    僕はよく昼寝をします。午前の診療が終わり、病院の掃除が終わると休憩時間になります。手術や特別な検査、雑用などはこの時間に行うのですが、それがなければ食事をして、愛犬セロ君の散歩を済ますとだいたい昼寝をしています。ぐうたらに思われるかも知れませんが、急患や重症患者があると夜も寝られないことが少なくないため、僕は寝れるときに寝るようにしています(僕が以前勤めていた病院の院長は昼休みにいつもテニスをしていました。今考えるとすごい体力だなあと尊敬します)。
    その昼寝が結構気持ちが良くて、30分ぐらいでもすごい寝た気がします。少しの昼寝というのは健康にもいいみたいですよ。しかし、たまにその至福の時間を邪魔する人(営業とか宅配便とかいろいろ)がいます。その人たちに悪気はないと思いますが、僕は非常に不愉快になりその人たちに対して結構嫌な感じで対応してしまいます、すいません。
    でも出来る限りよだれをたらして気持ちよく寝ている僕を起こさないでください、おねがいします(救急の場合は別ですよ)。   

    間違いない

    動物病院にとって今の時期(冬)は比較的暇な時期であり、開院間もないなつきどうぶつ病院は特に暇である。一日に来院する動物が数件ということも少なくない。

    一日の診療時間が合計7時間なので、例えば患者の数が7件であれば一件一時間という計算になり、とても丁寧で有意義な診察が出来るはずである。

    しかし、当たり前かも知れないがそういうわけにはいかない。不思議なことにみんな一斉に来るのである。一日に5件しか来なかったのに待合室に4件ならんだこともある。一般的に混む時間と空いている時間はだいたい決まっており、どうしてもしょうがないことだとは思うが、たまによくわからない時間に混むことがある。

    今日も一日暇だったが、夕方のある時間に患者が集中した。

    そこでなぜかと考えたらひとつ有力な説が浮かび上がった。「ヒューザー小嶋社長の国会証人喚問が終わったから」説だ。多分違うとは思うが僕はこんなどうでもいいことを考えるのが結構好きである。
    2002年の夏、僕が勤務医だった頃、忙しい時期にもかかわらず患者の数が極端に少なかったことがある。

    これは「サッカーワールドカップ日本が試合をしていたから」説で間違いないであろう。 

    買い物

    昨日は栄(名古屋一の繁華街)に服を買いにいきました。人のファッションには結構うるさいほうなのですが、自分のこととなるとかなり適当でだいたいいつも同じものを着ています。まず、買いに行くのが面倒くさい、店員がいろいろ言ってくるのが面倒くさい、試着するのが面倒くさい、買って持って帰ってくるのが面倒くさい。といった感じで必要に迫られないと服に限らず買い物には滅多に行きません。買い物に行ったとしてもいつも買わずに手ぶらで帰ってきます。それでも昨日は栄に行くほかの用事がありましたし、必要に迫られていたので奥さんに背中を押されながら買ってきました。
    買い物慣れしていないので、帰ってきてから買ったもの着てみると「何でこんなもの買ったんだろ?」と思うことがよくありますが、今回はいい買い物ができたと思ってます。   

    カレンダー

    カレンダーを見ると今日は成人の日なんですね、僕には1月15日でないとどうしてもピンときません。1月15日に生まれた「成人(なりひと)」君なんて人はいないのでしょうかねえ。僕は自分の成人式には出席しませんでした。その頃は東京にいて名古屋に帰ってくるのも面倒くさかったし、成人式という行事にあまり魅力を感じていなかったのも事実です。今考えると、一生に一回しかないことですから出席しておけばよかったと思っています。
    最近の若者は・・・という言葉をよく聴きますが、最近の成人式の報道を見ているととても楽しそうで、僕も参加して・・・と思います。少しやりすぎな若者もいますが、若い者には若い者らしい表現もあるのではないでしょうか、またあの過熱振りには報道の仕方にも責任があるように思えます。
    「頑張れ若者、日本の未来は君たちに懸かっている。」
    少し熱くなりました、ごめんなさい。カレンダーを少し前に戻ってみましょう、今年の一月二日は元日の振り替え休日だったんですね、一月二日に働くような人たちには休日も平日も関係ないだろうし、カレンダー通りに休みが取れる人たちにとっても一月二日は普通に休みだと思います。そうなると今年の一月二日は一年で一番意味のない休日だったのではないでしょうか。
    ということで、またよくわからないことを日記にしてしまいました。

    極寒

    寒いですねー、年が明けても寒い。本当に寒い。犬は寒さに強いといいますが、ストーブの前で動かないワンちゃんもたくさんいるのではないでしょうか。ダウンジャケット着ているワンちゃんも見ました。そういえば夏はむちゃくちゃ暑かった気がします。10年ぶりに名古屋に帰ってきたけど「夏は暑くて、冬は寒い」というのはやっぱり本当みたいです。
    「いつもこんなに寒いの?」と聞くと、今年は特別だそうです。
    本当にそうであって欲しいと願うばかりです。
    それでも僕は一日中病院の中なので幸せです。
    外で働く皆さま、本当にご苦労様です。