2014年12月31日
大晦日




2014年12月31日
大晦日
今年も今日で終わりです。
いつも思うのですが、誰が明日を一年の最初の日と決めたのでしょうか。
一秒とか、一時間とか、一日とか、一年とか、それは地球の自転や公転から計算した値でしょうから、誰も文句が言えません。
でも、一年の始まりはいつでもいいのではないでしょうか。
たぶん大人の事情があるんだと思います。
そんなふうに思っていると心の底から「あけましておめでとう」とは言えないんですよね。
ということで、こんな院長日記今年も読んでいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
2014年12月17日
歯磨きってどうやってするの?
まずは口の周りやマズルを触らせることに慣れさせます。このときによく褒めてあげたり、ごほうびをあげながらできるだけ楽しく行うことを忘れないで下さい。
最初は短時間で切り上げ、徐々に時間を長くしていきます。動物たちに行う歯磨きは 5 分以上行う必要はないので、練習もそれ以上にならないようにしましょう。
もし少しでも嫌がり始めたらすぐに中止し、また時間を置いてから試してみます。トレーニングを終えるときは常に嫌なイメージが残らないようにします。
動物用の歯磨き粉の主な役割は、歯をきれいにするのではなく、むしろ歯磨きが楽に出来るように動物の好みの味がついています。動物用の歯磨き粉は何種類も市販されています。
自分のワンちゃんやネコちゃんが好きな味をみつけてあげましょう。
まず指に歯磨き粉を塗り、人が歯磨きをするときのようにやさしく指でこすります。犬歯からはじめてゆっくりと口全体へと広げていきます。歯だけではなく歯茎も同様にこすり、そしてつねに褒めてあげることも忘れないようにしましょう。
ここまでのステップを終えるのに毎日 2 ~ 3 分間、 2 ~ 3 週間かかることもあります。すぐにできなくても諦めずに続ければ必ずできるようになります。
(人用の歯磨き粉を動物に使ってはいけません。人用の歯磨き粉にはフッ素や発泡剤が含まれていて、刺激があります。)

写真1
動物の歯をきれいにするのは歯ブラシの機械的作用であるため、ここが一番肝心なところです。犬専用の歯ブラシも販売されていますが、小児用歯ブラシ(柄が長く、ブラシが小さくて毛先の柔らかいもの)でも十分に代用できます。歯ブラシを始める前に毛先を湿らせ、ブラシに歯磨き粉をのせてからしっかりとブラシに押し付けます。(写真2)途中で歯磨き粉を追加することもあります。ペンと同じように歯ブラシを持ち(写真3)動物がブラシを嫌がらなくなるまで最初の数日は犬歯をやさしく上下にブラシすることだけを心がけます。(写真4)

写真2

写真3

写真4
ステップ 3 の手順を受け入れるようになったら、今度は円を描くようにやさしくブラシを動かしながら、上の歯を犬歯から奥歯まで磨いていき、左右ともこれを繰り返します。ただし最初、前歯はさけるようにします。(写真5)少しずつ歯磨きの時間を長くして、歯に当てる力を強めていきます。ペットも飼い主さんも歯磨きに慣れてきたら、上の歯で行ったことを下の歯でやってみます。ここまでできるようになるには動物により数日から 1 ヶ月かかることもあります。歯石は歯の外側に蓄積することが多いので、歯の内側はあまり気にしなくてもよいでしょう。そしてどんなときも褒めてあげることが大切です。

写真5
最後は前歯のブラッシングです。ワンちゃんの場合は呼吸を妨げないように中指を鼻の上、人差し指を鼻腔と上唇の間、親指を下唇の上に当てます。(写真6)ネコちゃんの場合は、手のひらで猫の頭部を優しく包み、親指と人差し指で上アゴを包むように持ちます。 ( 写真7)

写真6

写真7
(資料参考:ウォルサム Focus )
歯磨きができるようになるには、すぐできるようになる子もいれば時間がかかる場合もあります。飼い主さんがあきらめず根気強くやってあげることが大切です。
また、どうしても歯磨きが出来ないという動物たちに、人のデンタルリンスの作用に似た様なものもあります。

写真8
ぜひ、今日から実践してみてください。そしてわからないことがあれば病院で気軽に質問してください。
休診日:木曜日 日・祝日は、10:00〜13:00の診察時間となります。
夜間診療:21:00〜2:00 夜間診療はコチラ URLhttp://www.nagoyavet.jp/hospital_yakan.html
