大晦日
今年も今日で終わりです。
いつも思うのですが、誰が明日を一年の最初の日と決めたのでしょうか。
一秒とか、一時間とか、一日とか、一年とか、それは地球の自転や公転から計算した値でしょうから、誰も文句が言えません。
でも、一年の始まりはいつでもいいのではないでしょうか。
たぶん大人の事情があるんだと思います。
そんなふうに思っていると心の底から「あけましておめでとう」とは言えないんですよね。
ということで、こんな院長日記今年も読んでいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
引っ越しパートⅡ
病院が移転して約2週が経ちました。
引っ越し作業は思いのほか大変でしたが、スタッフのみんなと強力助っ人のおかげで移転初日から何も問題なく診療を行うことができました。
今まで病院を怖がっていた子たちも雰囲気が変わって平気になってくれないかなって思いましたが、なかなかそうはいかず、待合室までは良くても診察室に入って僕の顔を見ると(?)やっぱりダメなようです。
でも、平気な子は相変わらず尻尾を振って喜んできてくれました。
この2週間、院内の整理や備品の買い物、移転手続きなどで診療以外の仕事で忙しかったのですが、この院長日記の引っ越しも大変でした。
HPが新しくなったことにより、院長日記も新しくなるわけで、以前の院長日記は消滅してしまうとのことでした(別のサイトを借りて使っていたため)。
残すとしたら、前のサイトから現在のサイトへひたすらコピペするしかないとのことでした。
とてもくだらない日記ですが、開業当初から何とか続けてきたものなので消滅するのは悲しいと思い、ひたすらコピペしました。
単純作業なのですべてを読み返すわけではありませんが、約10年間いろいろ書きましたね。
でも、結構いいこと書いてますよ。我ながらそう思います。
ということで、これからも細々と続けていきたいと思います。
よろしくお願いします。
お引越し
どうも、約3か月ぶりの更新になってしまいました。
今日は「日記たのしみにしていますー」というメールが来たので、
それじゃあ、ということで書いています。
僕は頼まれたことはやる人です。
(なので普段は頼まれないオーラを最大限に発しています)
ということで、今回のタイトルは「お引越し」
ご存知の方もいるとは思いますが、
このたび「なつきどうぶつ病院」は「移転」します。
移転と言ってもすぐ近くです。
走ればたぶん10秒かかりません。
もう建物はほとんど完成しています。
思っていたよりも立派なものが建って少しビビっております。
最終的に出来上がるには10月いっぱいかかるそうなので、
オープンは11月になります。
病院の場所は変わっても、やることは変わりません。
今まで通り、一生懸命働くだけです。
でも、もしかしたらちょっと気取っているかもしれません。
少しぐらい許してください。
ということで、つまらない日記でしたが、
これからもよろしくお願いいたします。
今日の記事
今日、ネットニュースでこんな記事を見ました。
「被ばく語り部に暴言、修学旅行の中学生」
ありえない出来事であり、怒りと悲しみが同時に込み上げてきましたが、
僕にとって少し嬉しい気持ちにもなりました。
なぜかというと、
普通、こういったネットニュースにはコメントがつきものであり、
いろいろな人が無責任に言いたい放題ですよね。
どんな残虐な事件でも、どんな些細な出来事でも、賛否両論いろんな意見が飛び交うものです。
でも、今回の件では違っていました。
僕が見る限り、その中学生(もしくは学校)を擁護するコメントは一切なく、完全に非難一色でした。
どこの国でも同じかもしれませんが、
日本国民を誇りに思います。
夢がかなう?
突然ですが、僕の中学校の卒業アルバムには
「20年後の自分」というページがあり、
僕はそこに「ノーベル賞をとる」と書きました。
少し前、サッカーの本田圭介選手が卒業文集で「セリエAの10番をつける」という夢を有言実行したことが話題になりました。
昨日のニュースで日本の「憲法第9条」がノーベル賞候補に
ノミネートされたそうです。
受賞対象者は「日本国民」だそうです。
ということは、僕も有言実行ですよね。
すごい努力した本田選手とは違い完全に他力本願ですが・・・。
人間が幸せに生活するためには「平和」なくしてありえません。
僕の夢のためではなく、世界平和の第一歩として
是非「憲法第9条」にノーベル賞をとってもらいたいです。
ノーベルさんよろしく。
お知らせ
突然ですが、本日「こぶちゃん」が虹の橋がある楽園へ旅立ちました。
このことをいままでこぶちゃんのお世話をしてくれた元スタッフ、
診察室で相手をしてくれた皆様、 そして元ご家族の方々にお知らせするとともに少しこぶちゃんのことを書きたいと思います。
「こぶちゃん」とは約3年半前にこの日記でも紹介した「迷子犬」で里親を募集していましたが、結局病院に居座り、「アイドル犬」にまでなったシーズーです。
出会った当初は決してかわいいとは言えない風貌でしたが、
幾度の手術を経て、愛情も相まってかわいくなりました。
居候の割には結構わがままでスタッフも手を焼いておりました。
朝出勤して一番にする仕事はこぶちゃんの世話でした。
さみしがり屋な所もあって、診察室に人が集まると必ず入ってきました。
たまにおやつのおすそ分けがあるんですよね。
こぶちゃんはお礼にうんちを置いて行ってくれました。
目が悪いから、目薬を差したり顔の毛をカットしたりしたいんだけど、嫌なことがあると怒りました。
僕も咬まれましたね。
一年ほど前から心臓が悪くなりました。
一時期は本当に調子が悪くてもうだめだと思った事もありました。
でも見事に復活しました。
病院のみんなのおかげですよ。
食欲だけは最後までありました。
それでもとうとう食べれなくなって、昨日はあゆみ先生にミルクを飲ませてもらいましたね。
それが最後の食事になりましたね。
プライドが許さなかったのかな。
病院での生活は約3年半でしたが、その前10年以上の生活を共にした家族がいると思います。
こぶちゃんの性格を見るとかわいがられていたのは間違いないと思います。
どんな事情があったかはわかりませんが、今はこぶちゃん(変な名前を付けてしまってごめんなさい)が一緒に虹の橋を渡れるのを待っていると思います。
いつになるかわからないけど、会えるといいね。こぶちゃん。
追伸。元スタッフの皆様からこぶちゃんにお花が届きました。
よかったね、こぶちゃん。あなたは幸せ者ですよ。