日本一
やりました!中日ドラゴンズ日本一です。
中村紀洋選手が泣いていましたね。これまでの道のりがよっぽどつらく過酷なものだったんだろうと思います。
僕が流した涙の記憶をさかのぼると、覚えているのは確か高校2年生のときでした。一応ピッチャーをやっていた僕は練習試合で先発を任されたのですが、一回か二回で自滅して降板させられました。
それまでのつらい練習が全て無意味に感じて悔しくてその試合中はベンチ横でずっと泣いていました。
もうひとつ覚えているのが大学2年生のとき、バンドでベースを弾いていた僕ですが、サークル内の何かでベース部門の賞をもらったときにそれまでがんばって練習したことが成果となって表れたのがうれしくて飲み会の席で大泣きしてしまいました。
ひとつは悔し泣きでひとつは嬉し泣きですが、両方とも僕にとって必死に努力していた大切な青春の1ページです。
その後、ピッチャーとしてもベーシストとしてもパッとしなかったのは努力が長続きしない僕の悪いところです。
最近はかなしいことに涙を流すことはほとんどありません。
治療の甲斐なく亡くなってしまった動物に対し悔し涙を流し、全力投球の治療で全快した動物に嬉し涙を流す。
そんな中村選手のように仕事で涙を流せる日本一熱い獣医師になりたいなあと思いました。