夏本番
昨日、この夏はじめてセミの声を聞きました。
子供の頃、自称「昆虫博士」だった僕はよく蝉取りをしたものです。
セミといえば「大人になるまでに7年もかかって大人になったと思ったら1週間で死んでしまう」といった一生だったと思います。
子供の頃はこれを聞いて、「せっかく大人になっても1週間しか生きれないなんてかわいそうだなあ」なんて思っていました。
でもよーく考えると外敵がいる上の世界よりも比較的安全な土の中で青春(子供)時代を過ごせるなんてもしかしたら幸せかもしれませんね。
ということで、何を言いたいのかよく分かりませんが、とにかく非常に暑くなって来ました。
毎年書きますが、この時期くれぐれも熱中症には十分気をつけてください。
毎年書くと言うことは、毎年必ず熱中症になる子がいるからです。
先程(夕方6時過ぎ)ワクチンで来院したワンちゃんは病院までの数kmの道のりを歩いて来てくれたのですが、体温を測ったら40.2℃もありました。息切れもしておらず、見た目は全く平気な様子なのですが、汗をかけず全身が毛で被われているワンちゃんの体温は非常に高くなっているんです。
この子は涼しい病院でしばらく休んでもらい、帰りは電車で帰ってもらいましたが病院がもう少し遠かったら熱中症になっていたかもしれません。
僕らが暑いと思ったらワンちゃんはもっと暑いんですよ。
今日の昼間暑い外を歩いていたら、日傘をさした涼しげなマダムがワンちゃんを散歩してました。もちろんワンちゃんには暑い日ざしが照り付けてます。
んーありえない。