• どぶ掃除

    昨日、病院前の側溝の大掃除をしました。重いコンクリートの蓋を持ち上げ、たまった泥やごみをすくい上げ、また蓋を元に戻す。梅雨の合間の炎天下でやる仕事ではないと痛感しました。一緒に頑張ったあゆみ先生と恵ちゃんお疲れ様でした。僕は早くも筋肉痛です。
    そして今回思ったこと、「ごみやタバコのポイ捨てはやめましょう」。
    僕も実際は若い頃の話ですが、タバコの吸殻をそぅっと側溝に捨てることが多々ありました。自分が掃除をする側に立ってみるとありえないことをしていたもんだと自分に腹が立ちます。
    僕も30歳を超えて、結婚もして、病院の院長にもなりいろいろな社会に立ちいろいろな経験をするようになりました。そこではじめて自分がしてきた些細なことが本当は非常に迷惑な行為だったんだと思うことがよくあります。
    でも逆に考えればまだ社会にも出ていない若者たちが街で非常識な振る舞いをしているのもしょうがないかなあと思います。いくら親や先生に注意されても実感しないと分からないですよね。
    ということで、昨日のどぶ掃除でまた一つ大人になった僕は街でタバコをポイ捨てする若者がいても腹を立てずに微笑みながら静かにうなずいていたいと思います。
    でもそれは若者限定で、いい年した人がやっていたら僕は注意するのは少し勇気が要るのでわざとらしく咳払いでもしようと思います。