ナースコール
現在深夜2時です。重症のワンちゃんが入院しているのでしばらくは寝られそうにありません。
当たり前かもしれませんが、動物病院にはナースコールというシステムはありません。でも、もしあったらすごくいいなあと思います。
重症の子が入院している場合、いつ状態が急変するか分からないのでずっと獣医師が見ていなくてはいけません。人間では考えられないですよね、先生がずっと患者の隣りで看病しているんですよ。でも逆に動物病院では飼い主さんが夜中もずっと入院室で看病しているという光景はあまりありません。
どちらがいいのでしょうか、僕は後者の方がいいと思います。
動物に対する考え方は人それぞれですが、最近は家族と同じように考えている方も多いと思います。それならば人と同じように入院中の看病も家族の方がしてあげて、状態が変わったときだけナースコールをして先生を呼ぶのがいいと思います。入院している子も家族の方が近くにいた方が安心するだろうし、獣医師も体力的にすごく助かります。
でも、そうするには人も泊まれるような広い入院室とそのようなシステムが必要になります。なつきどうぶつ病院にはそんなスペースもシステムを導入する余裕もありません。
ということはやっぱり僕とあゆみ先生で頑張るしかありませんね。
理想と現実はまだまだ違うようです。