• 3月になりました、もうすぐ春ですねー。愛犬セロ君も生後7ヶ月を過ぎまして、春とは関係ないとは思いますが最近マーキングをするようになりました。そろそろ去勢をしなければいけないかなと思います。
    自分の子となると手術はやっぱ少し気が引けますね。
    避妊・去勢については賛否両論あります。

    反対する人は「かわいそう」とか「自然のままがいい」とか「麻酔が怖い」といった意見が多いようです。賛成の人は「飼いやすい」とか「病気が防げる」とか「しないほうがかわいそう」などといった意見があります。僕としては病気の予防やストレスの軽減の点から基本的に賛成派です。
    確かにもし自分だったら去勢されるなんて絶対に嫌だし、親の勝手な考えで自分の大事なものを取って欲しくないとは思いますが、もし生きていく社会が女性と付き合ってはいけない社会だったら、小さいうちに去勢しちゃって欲しいかなとも思います。おまけに将来いぼじ(肛門周囲腺腫)にもなりにくくなるのですから。
    「春」という言葉からこんな話になってしまいましたが、今まで獣医をやってきて「去勢(避妊)をしてたらこんなことにはならなかったのに」と思う子をたくさん見てきたので少し書いてみました。
    動物は手術して欲しいとかして欲しくないだとかを話すことが出来ません。親代わりの飼い主さんがよく考えてあげてください。
    (決して避妊・去勢を手放しで勧めているわけではありません。)