• 二月になりましたが、昨日も今日も外は雨です。
    話は少し(かなり)変わりますが、地球には重力があります。高いところから物を落とすとその重力により物は徐々にスピードを上げながら落ちていきます。ということは、高い空から落ちてくる雨もかなりのスピードで落ちてくるはずです。でもそうでもない、なぜだろう?なんて子供心によく思ってました。空に向かって撃ったピストルの弾も考えてみると怖いですよね。
    その答えは、高校で物理を習うことにより明確に理解できました。簡単に言えば空気の抵抗なんですよね。僕は物理が結構好きで、その中でも力学が大好きでした。でも高校で習う力学はほとんど仮想空間の世界でした。いわゆる「空気抵抗は無視する」とか「地面との摩擦はないものとする」とかです。そんな世界を想像するととても怖く、面白いです。例えば、その世界で野球をするとカーブやフォークボールが投げれないのは我慢できるとしても、守るほうは怖くて仕方ないと思います、だってバットで打った瞬間と同じ速さでいつも飛んで来るわけですから。逆に打つほうは楽しいです、きっとホームランが激増するでしょう。地面との摩擦がなければ車はどうやって止まるのでしょう、同じ重さで同じ速さの車と正面衝突するしかないですね。
    ということで「二月になりましたが」で始まったこの日記が、まったく関係のないそして意味のない話にいつの間にか変わってました。
    30歳を過ぎてこんなことを考えている人は少ないでしょうけど、物理をかじった人は少なからずみんなこんなこと思ったりしますよね。