宇宙論
どうも、5月ももう終わりですね。
このところいろいろなことがあり、少し落ち込んでいる僕です。
そんな時に僕は現実を忘れて宇宙のことを考えます。
ということで雑誌「ニュートン」を買ってきました。そしてたまたま今月号の特集が「宇宙論」でした。
宇宙は約137億年前に「ビックバン」によって始まったそうです。
それではその前には何があったのでしょうか?
今のところその答えは「無」だそうです。
宇宙に「果て」はあるのでしょうか?
その答えは「観測できる限りではない」そうです。
話をもう少し、身近なところに移しましょう。
宇宙の話を聞くときによく「光年」という言葉を耳にします。これは時間の単位ではなく距離の単位です。光が一年に進む距離(約9460000000000km)です。地球から太陽までは約8光分だそうです。ということは光の速さなら8分で太陽まで行けるということです。でももし本当の「光」ではなく新幹線の「ひかり」だとすると約86年もかかるそうです。現実逃避気味の僕はその新幹線に乗ってみたいなあなんて思ってしまいます。
宇宙の本を読むといつもそうなんですが、結局僕には理解不能です。
僕はあまり神様とかは信じないほうですが、宇宙に関してはやっぱ神様が創ったのかなあなんて思ってしまいます。
しかし、そんな難しい宇宙について日々研究している人たちがたくさんいるわけです。そんな人たちを「莫大な費用と時間をかけて宇宙を研究してどうなるのだ」と思う人もいるかもしれません。でもかの有名なホーキンス博士はこう言っています。「新大陸を目指したコロンブスの航海も当時は浪費と批判されていた。新世界の発見がなければ私たちはビックマックやケンタッキーフライドチキンに出会うこともなかったでしょう」と。
ということで、僕も動物たちのために日々努力して行こうと思います。
何だか泣けてくる
ご無沙汰しておりました。言い訳になりますが、いろいろと忙しく日記を更新することができませんでした。
このいろいろは10月まで続きます。
一つ一つクリアーになるたびにこの日記で報告していきたいと思います。
そしてその一つが狂犬病の集合注射です。まだ終わっていませんが、どうしても書きたいことがありましたので他の仕事の手を少し休んで書いています。
去年も書いたようにこの狂犬病の集合注射は存続していかなければいけないことですが、この集合注射に連れてこられるワンちゃんがとてもかわいそうに思えることが多々あります。
一つは非常に注射を怖がることです。「なつきどうぶつ病院」には注射を嫌がらないワンちゃんが結構います。
恐らくワンちゃんたちは注射が痛いのではなくその行為が怖いのだと思います。いきなり知らない公園につれてこられていきなり台に乗せられていきなり注射をブスッとされたら怖いに決まってます。台で暴れたり、台に乗るのを嫌がったりする子を怒るなんてもってのほかです。
自分だって嫌ですよね、想像してみてください。
それともう一つ、もってのほかなことがあります。
注射は基本的に「診察台」の上で飼い主さんに押さえてもらって打ちます。
でも飼い主さんの中には「怖いから押さえられません」とか「抱っこしたことがないので台に上げれません」なんていう人がいます。
そんな言葉を聞くと僕はなんだか泣けてきます。
ワンちゃんがかわいそうです。
不安な気持ちのワンちゃんをギュッと抱きしめて「大丈夫だよ、私がいるからね」と言ってあげて下さい。
犬を飼う目的はそれぞれ違うと思いますが、飼い主に怖がられたり抱っこしてもらえないワンちゃんは誰を頼って生きていけばいいのでしょうか・・・
映画
昨日は久しぶりの休日ということで、映画を見てきました。
見た映画は「犬と私の10の約束」です。
今日は少し手抜き日記になりますが、この映画の元となった(知っている人も多いと思いますが)作者不明の短編詩「犬の十戒」を紹介します。
1.私と気長につきあってください。
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3.私にも心があることを忘れないで下さい。
4.言うことを聞かないときは、理由があります。
5.私にたくさん話しかけてください。
人の言葉は話せないけど、わかっています。
6.私をたたかないで。
本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7.私が年を取っても、仲良くしてください。
8.あなたには学校もあるし友達もいます。
でも、私にはあなたしかいません。
9.私は10年くらいしか生きられません。
だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10.私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。
そして、どうか覚えていてください。
私がずっとあなたを愛していたことを。
言っていることは当たり前のことなのですが、こうやって文字にすると心に響きます。今回は映画の中で映像と一緒にこの言葉を聞いたら更に響いて少し目頭が熱くなりました。
この「犬の十戒」これから犬を飼い始めるという人には是非読んでもらいたいなあと思います。
継続
お久しぶりです。もう3月も中旬です、とても暖かくなってきましたね。
3月は卒業シーズンということで、僕も昨日無事に一年間通った麻布大学附属動物病院 腫瘍科の研修修了証をいただきました。
小さな動物病院の院長が週に一回病院から遠く離れた大学の研修生をするということは体力的には少し大変でしたが、あゆみ先生をはじめスタッフのみんなに協力していただいたおかげで頑張ることが出来ました。
皆様にもご迷惑をかけまして、一年間本当にありがとうございました。
と締めたいところですが、4月からも同じように研修生を続けさせていただきます。
この一年でとても成長させてもらいましたが、もっと成長していく為にまた続けさせてもらうことにしました。
これからもご迷惑をおかけしますが、皆様よろしくお願いします。
閏日
今日は2月29日、4年に一度のうるう年にしか存在しない日です。
でも厳密には4年に一度ではないんですよね。
ということで、今日は久しぶりにうんちく日記です。
地球は太陽の周りを約365.24日で一周します。厳密にはこれが一年です。しかし一年を365日としているので毎年約0.24日だけ足りないんです。なので4年に一度だけ一日分を足しているわけです。
でも0.24日に4をかけると0.96日ですので一日分より0.04日少ないんですよね。ということは多く足してしまっているわけです。
もちろん昔の偉い人はそこの計算もしっかりしてあって‘00の年はうるう年としないことにしたんです。そうすることにより100年かけて少しずつ足しすぎてしまった時間を修正するわけです。でも、100年に一度の割合で一日引いてしまうと今度はまた足りなくなってしまうんです。そこでまた偉い人はよく考えて400年に一度はやっぱりうるう年にしたんです。
それでも少しはずれるそうですがもういいです。
思えば当たり前と思っていた2000年のうるう年は400年に一度の特別なうるう年だったんですね。
本当はもっと細かい数字なんですが今回は簡単にしておきました。
幸せってなんだっけ
いきなり唐突なタイトルですが、最近そんなことを考える機会があったので書いてみました。
「幸せ」とは「心が満ち足りた状態」と辞書には書いてありました。
それを考えたら僕は「幸せ」ではありません。
恐らくそんな人はこの世にほとんど存在しないのではと思います。
僕が思う「幸せ」とは「そう思えること」だと思います。
日々の暮らしがどんなつらいものであろうと、ちょっとした事で一瞬でも「幸せだな~」と思うことが出来ればそれは充分幸せです。
僕はのどかな昼下がりにセロの散歩をしていると何だか「幸せだな~」と思えるし、毎日いろんな動物たちに囲まれて働いているだけで「幸せだな~」と思います。もちろんつらいことの方が多いですが・・・。
あと、幸せそうに笑っている人を見るだけでも何だか自分も幸せになります。ということは、自分が幸せだったら周りの人も少しは幸せになる。そう考えたらまた自分も幸せですね。と、何だか宗教の勧誘みたいになってしまいました。
動物たちは自分が幸せかどうかなんて考えてないと思います。
宇宙飛行士は宇宙から例えようのないぐらいのきれいな地球を見ると今まで悩んでいた全ての事がとてもちっぽけに感じるそうです。
結局「幸せってなんだっけ」という疑問はそれ自体ナンセンスなのかもしれませんね。
ということで、いつも以上に訳のわからない、そして面白くない日記になってしまいましたが、決して心が病んでるわけではありませんのでご安心を。