新年
あけましておめでとうございます。
本日はもう1月4日です。
今日から診療再開です。
年末年始も何件か仕事はありましたが、結構お正月できた思います。
この日記は相変わらずですが、今年もよろしくお願いします。
ゴッドハンド
先日、あるワンちゃんが何度も吐いてぐったりしているとのことで来院しました。
ご家族の方は特別なものを与えたわけではなく、思い当たる節がないとのことです。
しかし僕は特別な検査をすることもなく、すぐに「何か詰まってるな」とわかりました。
何故なら僕には「ゴッドハンド」があるからです。
それは冗談ですが、いわゆる「触診」です。
最近は獣医療も発達してきていろいろな検査機器が病院内にあり、
いろいろな病気を診断できるようになりました。
しかし今回の件は、血液検査ではわかりません。
レントゲン検査や超音波検査であればわかるかもしれません。
でも、当たり前ですが技術と知識がなければわかりません。
もちろん僕もレントゲン検査も超音波検査も血液検査もしました。
でもそれは、「病気を探すために」したのではなく、
まずは動物を自分の五感を使って診察したうえで
「疑った病気を確認して治療に進むために」したのです。
結局何を言いたいかわかってもらえたかどうか分かりませんが、
ワンちゃんは、僕のゴッドハンドによる手術をしてびっくりするぐらい元気になりました。
反省文
「スリーアウト、チェンジ」
ライトを守っていた僕は駆け足で一塁側のベンチに戻っていた。
その途中、砂地と芝が混じったグラウンドに雑草が一本生えているのを見つけた。
僕はそれをとっさに抜こうと思った。
そしてその瞬間、とっさに抜くのをやめた。
その雑草は僕に何をしたんだろう。
いや、何もしていない。
ただ、一生懸命そこで生きていただけなのだ。
そんな命を僕は奪おうとしたのだ。
ただ意味もなく・・・
伊藤夏樹
理解不能
7月になりました。
今日は大雨です。いつになったら梅雨は明けるでしょうか。
ということで、今日のタイトルは「理解不能」
前々から思っていたどうしても理解不能な許せない事があります。
それは「歩きスマホ」です。
ちっちゃなことですみません。
正直、やってしまう気持ちは分からなくはないのですが、
これだけワイドショーやニュースで危険だと取り上げられているのに
どうしてそれでもやってしまうのでしょうか。
それもいい大人がです。
バカなんでしょうか。
そう思うぐらい理解不能です。
実際に自分が被害を受けたわけではありませんが、
やってはいけないことをいい大人が人前で平気でできることが理解不能なのです。
先日、あまりにも腹が立つので前から歩いてくる「歩きスマホ」をしている人にぶつかってやろうかと思いましたが、歩きスマホもしていない僕がぶつかったら単なる当たり屋になってしまうのでやめました。
セロが死んじまった
昨日、我が家の長男(犬)であるセロが死んじゃいました。
僕が名古屋に帰ってきてからこの約10年間、ずっとセロがいました。
新しい犬が来たり、子供が生まれたり、病院が変わったりしましたが、
セロは当たり前にいました。
いろいろな所に遊びに行きました。
一番遠いところは北海道でした。
ボールを食べちゃったこともありました。
1年前には手術をしました。
散歩は毎日あゆみ先生が行ってくれました。
雨の日も雪の日も台風の日もです。
ご飯は朝昼晩しっかり食べました。
あと10年は生きてる予定でした。
でも、死んじゃいました。
もっとああすればよかったとかこうしてあげればよかったとか、
考えたらきりがないですよね。
セロ君幸せだったのかな?
少なくとも、僕らは幸せでした。
セロ君今まで本当にありがとう。
今回、セロ君の死は突然でした。
1か月でも1週間でもその心の準備ができてたらなと思いました。
皆様に僕と同じような思いをさせないように、日々診療をしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
病院のこだわり③
前回3月の更新から4月を超え、ゴールデンウィークも終わりを迎えようとしています。
ということで、「病院のこだわり」第3弾は「待合室の・・・」です。
全体的に落ち着いた雰囲気にし、少し広めのスペースにしました。
と、待合室に関しては正直これだけなんですが、
こだわったのは、「お手洗い」です。
大型犬も一緒に入れるトイレにゆったりとした手洗い場、
もちろんリードフックもあります。
これらをもっと小さく簡単なものにすれば、もう一つ診察室が作れたかもしれません。
でも、どんなお店に行ってもトイレって大事ですよね。
自己満足かもしれませんが、待ち時間が皆様にとって少しでも苦痛にならない様にこだわってみました。
診察室を増やした方が待ち時間が減るんじゃないかという意見もあるかもしれませんが・・・