セロが死んじまった
昨日、我が家の長男(犬)であるセロが死んじゃいました。
僕が名古屋に帰ってきてからこの約10年間、ずっとセロがいました。
新しい犬が来たり、子供が生まれたり、病院が変わったりしましたが、
セロは当たり前にいました。
いろいろな所に遊びに行きました。
一番遠いところは北海道でした。
ボールを食べちゃったこともありました。
1年前には手術をしました。
散歩は毎日あゆみ先生が行ってくれました。
雨の日も雪の日も台風の日もです。
ご飯は朝昼晩しっかり食べました。
あと10年は生きてる予定でした。
でも、死んじゃいました。
もっとああすればよかったとかこうしてあげればよかったとか、
考えたらきりがないですよね。
セロ君幸せだったのかな?
少なくとも、僕らは幸せでした。
セロ君今まで本当にありがとう。
今回、セロ君の死は突然でした。
1か月でも1週間でもその心の準備ができてたらなと思いました。
皆様に僕と同じような思いをさせないように、日々診療をしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
病院のこだわり③
前回3月の更新から4月を超え、ゴールデンウィークも終わりを迎えようとしています。
ということで、「病院のこだわり」第3弾は「待合室の・・・」です。
全体的に落ち着いた雰囲気にし、少し広めのスペースにしました。
と、待合室に関しては正直これだけなんですが、
こだわったのは、「お手洗い」です。
大型犬も一緒に入れるトイレにゆったりとした手洗い場、
もちろんリードフックもあります。
これらをもっと小さく簡単なものにすれば、もう一つ診察室が作れたかもしれません。
でも、どんなお店に行ってもトイレって大事ですよね。
自己満足かもしれませんが、待ち時間が皆様にとって少しでも苦痛にならない様にこだわってみました。
診察室を増やした方が待ち時間が減るんじゃないかという意見もあるかもしれませんが・・・
病院のこだわり②
病院のこだわり第2回目は「ドッグラン」です。
(まだ病院内には入りません。)
「ドッグランがある動物病院」それが僕の理想でした。
僕が常々言っている「動物たちが病院を好きになって欲しい」
それを実現させるには「ドッグラン」が必要でした
実際にドッグランがある動物病院は結構たくさんあります。
でも、正直な所あまり使われていないところが多いようです。
入りづらいのでしょうか?少し狭いのでしょうか?
うちのドッグランは決して広くはありませんが、約60㎡あります。
これは東京ドーム1/780個分の広さです(計算間違ってたらすみません)。
畳で言うと35畳分ぐらいです(計算間違ってたらすみません)。
大型犬でも軽く遊べる広さです。
足腰に負担がかからないように全面芝にしました。
これまた診療とは関係のないところで力を入れてしまいました。
入口もすぐにわかるところにあります。
これから、狂犬病やフィラリアで来院するワンちゃんも多いと思います。
少々待ち時間もあると思いますので、気軽に遊んで行ってください。
追伸。本当は「キャットウォーク」も欲しい今日この頃です。
病院のこだわり①
「月イチの更新」という約束がもうすでに破られてしまいました。
ということで、今回から「病院のこだわり」という題で、病院を新しくするに当たりこだわったところを少しずつ紹介していきたいと思います。
第一回目は「駐車場」です。
まずうちはアスファルトじゃありません。
これに尽きます。
パッと見、とても明るく感じるので少々費用は掛かりましたがとても満足しています。
そして、緑もなるべく取り入れました。
車を止めるスペース一台一台に芝を植えてあります。
車止めも普通のコンクリート製じゃないのにしました。
地面に動物の足跡があったり、車止めが一つだけ違ったり、郵便ポストに〇ッキー〇ウスがいたり、
など、ちょっとした遊び心も入っています。
といった感じで、動物の診療には全く関係ありませんがいろいろとこだわってみました。
でも、このこだわったおかげで一つ問題点が出てきました。
駐車場が気になっちゃうんです。
特に駐車スペースの芝はまだ根がしっかり張っておらず、タイヤがかかるとすぐにずれてしまいます。
カラスにつつかれていることもあります。
最近は雑草も生えてきました。
なので、僕の最近の日課は朝の駐車場チェックと草むしりです。
眠れそうにない
2015年になりまして初めての更新になります。
今年は月イチを目標に更新していきたいと思います。
さて、今日は眠れそうにありません。
何故なら、今日は少し危険な手術をしたからです。
危険な手術を終えて興奮が冷めずに寝られないわけではありません。
手術が終わったからと言って、危険が回避できたわけではないからです。
手術を終えたワンちゃんはまだ闘っているのです。
そんな状態のワンちゃんをおいて眠るわけにはいかないのです。
思えば、そんな手術が今月はたくさんありました。
どんな手術であれ、危険はつきものです。
そんな危険を分かっていてご家族の皆さんは大事な動物たちの手術を僕に託してくれます。
それに応えるべく僕は頑張るだけです。
ということで、今日は眠れそうにありません。
ということで、今年最初の日記は少し真面目なことを書きました。
次回以降は僕らしく行きたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
大晦日
今年も今日で終わりです。
いつも思うのですが、誰が明日を一年の最初の日と決めたのでしょうか。
一秒とか、一時間とか、一日とか、一年とか、それは地球の自転や公転から計算した値でしょうから、誰も文句が言えません。
でも、一年の始まりはいつでもいいのではないでしょうか。
たぶん大人の事情があるんだと思います。
そんなふうに思っていると心の底から「あけましておめでとう」とは言えないんですよね。
ということで、こんな院長日記今年も読んでいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。