よくあること
春は狂犬病の予防接種やフィラリア予防が始まる時期であり、
動物病院としては忙しい時期です。
そんな中、「診療時間を過ぎるかもしれないけど、緊急で診てほしい」
という初診の方から電話がありました。
もちろん「大丈夫ですよ」と言って電話を切ったのですが・・・
現在、診療時間を過ぎて約3時間。
まだ来ません。
来る途中で事故ったのか、
来る途中に動物病院があってそっちに行ったのか、
状態がよくなって病院に来る必要がなくなったのか、
逆に死んでしまったのか、
単なる嫌がらせだったのか、
これから来るのか、、、、、、、
多分、明日の朝までモヤモヤは晴れません。
でもこんなこと、よくあることです。
いわゆる、動物病院あるあるです。
診察時間
先日、私自身がある病院に行ってきました。
そこで気になったのが「診察時間」。
恐らく1分もなかったと思います。大げさではありません。
調子が悪いわけではなく、病気でもないので別に問題はないのですが・・・
動物病院では絶対にありえないことです。
理由は2つあります。
一つは当然ながら動物が言葉を話せないからです。
医師「今日はどうしましたか」患者「足をくじきました」医師「湿布出しておきます」
というわけにはいかないんです。
そしてもう一つは、ご家族の皆様の愛です。
心配で心配でしょうがないご家族の皆様を納得させなければいけないんです。
自分の経験から大きな問題ではないと判断してちゃんとした説明もなく特に検査もせずに薬を処方したことでご家族を怒らせてしまった苦い経験があります。
時間とストレスをかけないスピーディーな診察も大事だと思いますが、
丁寧な時間をかけた診察も心掛けたいと思います。
※心掛けていてもそうでないことがあるようです。ご了承ください。
今年は
あけましておめでとうございます。
年末年始、お休みを頂きご迷惑をおかけしました。
一昔前の動物病院はというと、院長先生と看護師さんが一人か二人(そのうち一人は奥さん)。
というところが多かったと思います。
病院自体も少なく、院長先生は年中24時間気が休まることはなかったんだろうと思います。
うちも17年前に開院した当初は夜中や休み時間に電話や自宅のインターホンがよく鳴りました。
最近はというと夜間救急病院や年中無休の病院があり、とても助かっています。
この年末年始もそういった病院にお世話になりました。
本当は通っている主治医の病院が年中無休24時間診てくれるのがいいのでしょうが、
それでもうちの病院に来てくれる方々に感謝します。
これからもできる範囲で全力を尽くしていきたいと思います。
実は、同じような内容の院長日記を何年か前の新年に書いていました。
昨年はたった3回の更新でしたが今年は4回以上を目標にしたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
夏休み
先日まで数日間夏休みを頂き、大変ご迷惑をおかけしました。
コロナ禍でしたが、娘の要望もあり広島に行ってまいりました。
原爆ドームや平和資料記念館等に行き、戦争の悲惨さ、平和の大切さを痛感してきました。
僕は初めてだったのですが、日本人としてこの年になるまで来ていなかったことを恥ずかしく思いました。
ここで提案。広島と長崎の平和公園に行くことを義務教育のカリキュラムにいれませんか。
日本人として生まれた以上、無理やりにでも絶対に行くべきところです。
もう一つ思ったこととして、たまたまかもしれませんが外国人が少なく感じました。
他国の平和教育についてはわかりませんが、世界唯一の被爆国としてもっと世界中の人たちにこの広島や長崎に来させるべきだと思いました。
人間を含めた生き物同士が争うことは仕方がないことですが、肉体的にも精神的にも誰もが傷つかない平和的に争いを解決する方法が発明されることを願います。
話はすこし変わりますが、夜にはマツダスタジアムでカープ対ドラゴンズを観戦してきました。
久しぶりの野外球場でしたが、とても臨場感があり素晴らしい球場でした。
歌の力
またまた久しぶりの更新となりました。
最近は吉田拓郎のラストアルバムを聴きながらドライブしている今日この頃です。
ということで、ちょっと音楽のお話。
自分自身は非常に音痴で楽器をやらせても全く上達しない、音楽については全くセンスを持ち合わせていないわけですが、今まで音楽とはいろいろと携わってきました。
好きなアーチストとしては、
長渕剛から始まり、ザ・ブルーハーツ、ジ・アルフィー、吉田拓郎、井上陽水、伊勢正三、浜田省吾、アールシーサクセション(忌野清志郎)、ミッシェルガンエレファント、ラモーンズ、ボブディラン、ローリングストーンズなどなど。
一応、バンドでベースを弾いたり、歌っていたりもしていました。
最近はYouTubeでいろいろなアーチストの動画を見ています。
「日本一のヴォーカリストは?」なんて動画もありますが、僕から言わせれば誰が何と言おうと
「忌野清志郎」です。
それでは「一番上手なのは」となると、
「玉置浩二」「飛鳥涼」「布施明」でしょうか。
その中でも僕の一押しは「布施明」です。
YouTubeで「布施明 マイウェイ 久慈」と検索してみてください。
この動画で僕は毎回涙を流しております。
すべては心の決めたままに。
当たり前の毎日
2022年、初めての更新になります。
私には現在6年生と2年生の娘がいます。
そして、その6年生の娘が今年中学受験をしました。
決して強制したわけではなく、自分自身で決め、4年生の時から塾に通い頑張っていました。
結果は・・・・。
娘には「よく頑張ったね」とねぎらいの言葉をかけたのですが、
娘は「そんなに頑張ってないよ」と言いました。
それってどうなの?と思いましたが、実はすごくいいことだと思います。
今、北京で冬季オリンピックが開催されています。
その選手たちの努力を私たちはすごいと思いますが、
恐らく選手たちにとってそれが当たり前なんだと思います。
僕の周りにもすごいなと思える人がたくさんいるのですが、
その人たちにとってはそれが当たり前なんですよね。
すごいと思うことを当たり前にできる。
娘たちにはそんな人に育ってほしいと思いました。
僕はこの約6年ぐらい、ほぼ毎日朝5時半に起きて犬の散歩をしています。
すごいでしょ。