今日の記事
今日、ネットニュースでこんな記事を見ました。
「被ばく語り部に暴言、修学旅行の中学生」
ありえない出来事であり、怒りと悲しみが同時に込み上げてきましたが、
僕にとって少し嬉しい気持ちにもなりました。
なぜかというと、
普通、こういったネットニュースにはコメントがつきものであり、
いろいろな人が無責任に言いたい放題ですよね。
どんな残虐な事件でも、どんな些細な出来事でも、賛否両論いろんな意見が飛び交うものです。
でも、今回の件では違っていました。
僕が見る限り、その中学生(もしくは学校)を擁護するコメントは一切なく、完全に非難一色でした。
どこの国でも同じかもしれませんが、
日本国民を誇りに思います。
夢がかなう?
突然ですが、僕の中学校の卒業アルバムには
「20年後の自分」というページがあり、
僕はそこに「ノーベル賞をとる」と書きました。
少し前、サッカーの本田圭介選手が卒業文集で「セリエAの10番をつける」という夢を有言実行したことが話題になりました。
昨日のニュースで日本の「憲法第9条」がノーベル賞候補に
ノミネートされたそうです。
受賞対象者は「日本国民」だそうです。
ということは、僕も有言実行ですよね。
すごい努力した本田選手とは違い完全に他力本願ですが・・・。
人間が幸せに生活するためには「平和」なくしてありえません。
僕の夢のためではなく、世界平和の第一歩として
是非「憲法第9条」にノーベル賞をとってもらいたいです。
ノーベルさんよろしく。
お知らせ
突然ですが、本日「こぶちゃん」が虹の橋がある楽園へ旅立ちました。
このことをいままでこぶちゃんのお世話をしてくれた元スタッフ、
診察室で相手をしてくれた皆様、 そして元ご家族の方々にお知らせするとともに少しこぶちゃんのことを書きたいと思います。
「こぶちゃん」とは約3年半前にこの日記でも紹介した「迷子犬」で里親を募集していましたが、結局病院に居座り、「アイドル犬」にまでなったシーズーです。
出会った当初は決してかわいいとは言えない風貌でしたが、
幾度の手術を経て、愛情も相まってかわいくなりました。
居候の割には結構わがままでスタッフも手を焼いておりました。
朝出勤して一番にする仕事はこぶちゃんの世話でした。
さみしがり屋な所もあって、診察室に人が集まると必ず入ってきました。
たまにおやつのおすそ分けがあるんですよね。
こぶちゃんはお礼にうんちを置いて行ってくれました。
目が悪いから、目薬を差したり顔の毛をカットしたりしたいんだけど、嫌なことがあると怒りました。
僕も咬まれましたね。
一年ほど前から心臓が悪くなりました。
一時期は本当に調子が悪くてもうだめだと思った事もありました。
でも見事に復活しました。
病院のみんなのおかげですよ。
食欲だけは最後までありました。
それでもとうとう食べれなくなって、昨日はあゆみ先生にミルクを飲ませてもらいましたね。
それが最後の食事になりましたね。
プライドが許さなかったのかな。
病院での生活は約3年半でしたが、その前10年以上の生活を共にした家族がいると思います。
こぶちゃんの性格を見るとかわいがられていたのは間違いないと思います。
どんな事情があったかはわかりませんが、今はこぶちゃん(変な名前を付けてしまってごめんなさい)が一緒に虹の橋を渡れるのを待っていると思います。
いつになるかわからないけど、会えるといいね。こぶちゃん。
追伸。元スタッフの皆様からこぶちゃんにお花が届きました。
よかったね、こぶちゃん。あなたは幸せ者ですよ。
あけおめ
今日から2014年の診療が始まりました。
この年末年始は何だかんだ毎日仕事でしたので、
「今日から・・・」という感じが全くしません。
ですが、なにはともあれ今年も始まりました。
さて、今年もいろいろな方から年賀状をいただきました。
この病院の開院当初は、たくさんの方から
「日記楽しみにしてるよ」的な励ましを頂いておりました。
しかし、年々更新ペースが落ちるのに平行して励ましのお言葉もなくなってきました。
今年はだた一人から「日記書いてください」とのお言葉をいただきました。
伊勢原市にお住まいのKちゃん、あなたです。
ありがとう。
とりあえず、書きましたよ。
今年は何とか最低1か月に1回以上の更新を目指して、診療ともどもがんばっていきたいと思います。
すごい
東北楽天ゴールデンイーグルス
日本一おめでとう。
何だか僕もがんばるぞって気持ちになりました。
ありがとう、イーグルス。
そして、頑張ろうニッポン。
迷子犬
またまた久しぶりの更新になってしまいました。
最近、立て続けに2頭の迷い犬が保護されました。
一人でうろうろしている犬を見て見ぬ振りも出来ず、
心優しい方が保護して病院に連れて来てくれました。
そういった場合、まずはマイクロチップの確認。
そして、警察や保健所、愛護センターへ連絡です。
それでマイクロチップもなく、迷子の届け出もなければ・・・
いわゆる落し物として警察に預けることになります。
それで、飼い主が見つかればいいのですが・・・
いかにも「捨てられた」って感じの子はその行く先を考えるとつらいです。
数年前にこの日記で紹介した迷子犬の子はなんとなく捨てられた感があったので、警察には預けず今でもうちで飼い主を待っています。
今回2頭のうち1頭はマイクロチップがあり無事に家族のもとに帰りました。
が、1頭は警察のもとへ行きました。
マイクロチップの大切さを痛感したとともに、
何だか切ない思いをした今日この頃でした。